ご飯は1粒残さず食べる

わが家は、「お茶碗のご飯粒は1粒残さずきれいに食べる」というルールがありますが、幼少期から私はご飯をきれいに食べていた訳ではありませんでした。

しかし、小学2年生のとき、朝食の忘れもしないできごとをきっかけに食事への心がけが変わりました。

朝食にご飯が出されたある日、茶碗にご飯粒を残したまま、「学校に行ってきます」と言ったとき、「待て、お茶碗のご飯粒全部食べてから行け!」と父親は私を怒鳴りつけました。 ふてくされながらも渋々ご飯粒を食べた私が「これだけ食べればもういいでしょう」と言っても、「ダメだ、1粒残さず食べろと言っただろ!」と叱られてしまいました。 

私は遅刻を覚悟し涙を流しながら10分ほどかけてご飯粒を食べ続け、食べ終わると「もういいだろ、早く学校へ行け」と言われ、走って学校に行きました。 遅刻した私は、「朝寝坊しました」と先生にひとこと言いました。 学校から帰宅した私に父親は、「ご飯をきれいに食べることは、毎日食事を作ってくれているお母さんへの感謝になるのだよ」と言いました。

それ以来、毎日の食事の向き合い方が変わった私は、お腹いっぱいになってもお茶碗やお皿に残さず、きれいに食べ尽くすようになりました。 食事を提供してくれている親への感謝の気持ちを忘れることなく、毎日美味しいご飯をいただいています。